おっぱいを吸わせられなくて。。。

「母乳を飲ませたいのに赤ちゃんが嫌々していて授乳ができないんです 」というお悩みを経験されてる方は結構多いと思います。

乳頭を含ませるまでにとても時間がかかり、頑張ったあげくに泣き続けられると、もうミルクでいいか。。。と思ったり、

授乳の度にのけ反る赤ちゃんを見て、ここまで頑張るのは自分のエゴではないかと思ったり、

諦めてミルクにした方が自分も幸せな子育てができるんじゃないか。。でもここで諦めて後悔しないのかと、

いき場のない悲しさ悔しさ怒りや葛藤がぐるぐるすることがあると思います。


授乳の度に赤ちゃんがのけ反って嫌々している(ように見える)と、本当に心が折れそうになります。

赤ちゃん側の視線で見てみると

授乳の姿勢の時にのけ反ってしまうお子さんは多いのですが、これはおっぱいが嫌だからそうなっているのではなく、

元々のけ反るのが習慣になっている場合が多いと感じます。

なので抱っこの仕方を変えて、授乳時の姿勢を直してみると吸い付きが変わることが多く見られます。

そして赤ちゃんのお口の中には乳頭が当たると吸い始める"ポイント"があります。

そこにうまく当たると上手に吸ってくれるのですが、なかなか当たらないと

"おっぱいがないよ〜!"

"そこじゃないよ〜!"

という感じで首をブンブンしてママに知らせてきます。


赤ちゃんも本当はおっぱいが飲みたいのです( ˊᵕˋ* )

赤ちゃんなりに一生懸命頑張っているのですが、うまくいかなくて嫌がっているように見えてしまうんですね。


抱っこの仕方を見直したり

ポイントに乳頭が当たるように含ませたり

ママの母乳の分泌がアップするように工夫したり

多方面から整えていけると、母乳育児が軌道に乗りやすいなと思います。


最近も、もうこの1週間でうまくいかなかったら母乳を諦めようと思っていたママがいました。

実際のところ、おっぱいはよく出ているし、赤ちゃんも一緒に授乳したら上手に吸える状況でした。

まだまだ諦めなくて大丈夫!

全力で頑張った末にうまくいかなかったら、その時は気持ちを切り替えて次のステップに進むことができるけど、

まだ少し頑張りたい気持ちが残っている時に諦めてしまうと、後で後悔することもあるのでとにかくもう少しだけやってみましょう!と励ましました。

その後期間を決めて練習を重ねているうちに赤ちゃんも頑張ってくれてスムーズに授乳ができるようになったとのこと!

とっても嬉しいご報告でした✨

授乳が難しいと感じることは私にもありますが、これからも一緒に頑張りながら皆さんの授乳ライフが楽しくなるよう応援していきたいと思います。

湘南つむぎ助産院

湘南つむぎ助産院では これから新しい命を迎えるご家族にむけて出張サービスをおこなっています。 妊娠期からの保健指導、お産の練習、授乳相談など、不安を解消してお産が待ち遠しくなるように一緒に準備をしていきましょう。 ご家族も一緒に楽しみながら参加していただけます。

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