おっぱいが吸えなくて…

おっぱいで悩んでいる方にとっては、楽しいよりもむしろ辛かったり、いつまで頑張ればいいんだろう…と悩む瞬間の方が多いかもしれません。
今日はおっぱいがうまく吸えないについて。

《うまくいない理由》
・乳頭の形
・哺乳瓶に慣れて乳頭混乱がある
・赤ちゃんの舌が短い
など

いろんな理由でおっぱいが吸えないことがあります。
すぐに吸えるようにならない時は根気強く練習するのですが、
赤ちゃんにも意志があるので、赤ちゃんの気持ちも大事にしながら練習を続けていきます。

赤ちゃんが本気で怒ると怖いのです…
全然吸ってくれなくなります💦

どの抱き方だと赤ちゃんがより深くおっぱいを含めるかな、ママがひとりでもできる抱き方はどれかな、を探しながら練習をします。
哺乳瓶とおっぱいでは吸い方が違うので、哺乳瓶に慣れて混乱を起こしている時は更に根気強い練習が必要です。
授乳のたびに今回は吸ってくれるかな?どうかな?と赤ちゃんの気持ちも大事にしながら進めるので、うまくいくまでに日数もかかります。

おっぱいの状態も良い方がいいので、乳頭をほぐして伸びやすくしたり、分泌が少しでもアップするようにケアもしていきます。

赤ちゃんの舌の練習をすることもあります。

スムーズに行く時は1回のケアで吸えるようになりますが、何回もケアを重ねてようやく吸えるようになることもあります。
本当に時々、一緒に練習すると吸えるけど、ママだけだとうまくいかないという時もあります。

うまくいかないときは私も悩みます。
どうしたらこの子は吸えるかな?
この子は何が困っているんだろう…
赤ちゃん目線で考えます。

ママのどうしたい、どこまで頑張りたい、にもなるべく寄り添いながら。

何日もかけて赤ちゃんがうまく吸えるようになった時は、私もとっても嬉しいです。
ママの努力を誰よりも知っているから✨

頑張った先にはすごく大きな喜びがあります。

もし自分の望むところまですぐにはいけなくても、赤ちゃんとのスキンシップとしておっぱいの練習を細々と続けていると、2〜3ヶ月になった頃に急に吸えるようになったりして、 
そんな時は涙が出ちゃいますね。

ただ『そこまで頑張ってね』と言えない私もいます。
大変な道のりと感じてしまうとせっかくの赤ちゃんとの時間を楽しめなくなりそうで。
ママが幸せなことが赤ちゃんにとっても幸せと思うと、
何が大事かはそれぞれ変わってくると思います。
そしてお母さんだからおっぱいをあげないとダメとか失格ということではないのでね。

本当におっぱいって難しい…

こんなに長く文章を書いておきながら、言葉で伝えるのも難しいと感じています。
お一人おひとりお悩みも違いますからね、ゆっくり皆さんのお悩みを聞きながら一緒に考えていくのが一番いいですね。

お困りの方はひとりで悩まずに、すぐにご相談くださいね。
地域の助産師は産後のママのミカタで応援隊です☆





湘南つむぎ助産院

湘南つむぎ助産院では これから新しい命を迎えるご家族にむけて出張サービスをおこなっています。 妊娠期からの保健指導、お産の練習、授乳相談など、不安を解消してお産が待ち遠しくなるように一緒に準備をしていきましょう。 ご家族も一緒に楽しみながら参加していただけます。

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