私のお産
私は自分のお産にモヤモヤが残っていました。
そのモヤモヤは、ちゃんと自分に向き合えなかった後悔。
今思えば、お産への気持ちの準備もからだの準備も何にもできていなかったので、向き合えなくて当然でした。
なかなかお産が進まない時に、
どうしたらいいか分からない、どうしたらお産が進むんだろう。。
もう帝王切開でもいい。
そんな思いに囚われながら陣痛中を過ごしました。
いつまで経っても赤ちゃんが出てくる気がしない。
本当にそう思いました。
とても時間がかかったけど経膣分娩でお産ができたのは、陣痛中ずっとお腹の中で元気に頑張った息子と、そばで支え続けてくれた友だちの助産師のおかげです。
彼女が私に付きっきりのケアができるように、病棟の他のスタッフも協力してくれました。
本当に沢山の人に感謝です。
お産が進まずやきもきしているとき、
妊娠中に赤ちゃんを産むことや、からだ作りにもっと真剣に取り組んでいたら、こういう結果にならなかったのではないか
と、そんなふうに考えていました。
うまくいかないことの原因をあちこちに作って、結局は自分自身を受け入れていなかったんだなと思います。
逃げたくなったり
辛かったり
もどかしかったり
お産中はいろんな感情が湧いてきます。
泣きたかったら泣いていいんだよ、
その時の自分にそう言ってあげられたら、
私のお産の受け止め方は違ったかなと思います。
今では自分のお産も、頑張ったね、と思えるようになりました。
そう思えるようになったのは、みなさんのお産をお手伝いしながら、私自身が癒されていったからだと思います。
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