おっぱいを直接吸えるようにしたいなぁ!

赤ちゃんにおっぱいを吸わせるのは難しい…ですね。
何が原因かは分からないけど、なかなかおっぱいを吸えない赤ちゃんはいます。

最近ケアをさせていただいたNさんは入院中からおっぱいが吸えなかったようです。

保護器も使ってみたけど、それでもうまくいかないときが多く、授乳の度にギャンギャン泣く赤ちゃんに、ママの心は折れそうなのを必死に堪えているようでした。

授乳の姿勢を取るだけで泣き始める赤ちゃんに「ごめんね、ごめんね…」と言うママの方が実は辛いのだと、全身から伝わってきます。

授乳の練習の前に抱っこの練習をしました。
赤ちゃんが安心する抱っこをママに覚えてもらいます。
2人が心地よく過ごせることが大事!だからです。

そのうちにお子さんの緊張がとれてきました。
少しずつお子さんの体勢を授乳の姿勢に変えていきます。
やっくりユラユラと揺らしながら、少しずつお口をおっぱいに近づけていきました。

最初はお口に含むだけにして、
慣れてきたところでもう少し奥に含ませてみると…
吸いました!

その後座って授乳してもしばらく吸い続けてくれました♡

一度吸えるとすぐに覚えてくれるのが赤ちゃんの凄いところですが、あんまり欲張るとうまくいかないので、パパとママでできる練習を覚えていただいて今回の練習は終了しました。

少しずつでもうまくいく回数が増えてくることを願っています。

授乳がうまくいかないけど、直接吸えるように頑張ってみたい方は、ぜひ早め(退院してすぐ!)に地域の助産師さんと繋がりながら練習を進めてくださいね!

Nさんはパパと2人で試行錯誤して頑張っていましたが、赤ちゃんの泣く声にどれだけ辛い思いをしただろう…と思うのです。

タイミングもあるので絶対吸えるようになる!とは言えませんが、少しでもママの心労が減るようにサポートしていきたいなと思います。




(写真はイメージです。こんなふうに穏やかに授乳ができたらいいですよね。)

湘南つむぎ助産院

湘南つむぎ助産院では これから新しい命を迎えるご家族にむけて出張サービスをおこなっています。 妊娠期からの保健指導、お産の練習、授乳相談など、不安を解消してお産が待ち遠しくなるように一緒に準備をしていきましょう。 ご家族も一緒に楽しみながら参加していただけます。

0コメント

  • 1000 / 1000